1957-06-07 第26回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号
従って前の半期で輸入ものを、たくさん販売量がふえたために輸入量を増加せざるを得なくなったという場合には、次の半年間で国内精製のものをそれだけ補充して、一年間を通じて見ますと、輸入分と国内精製分とは五分五分になるように押しつけていこうという、こういう構想でございますが、その根本になります国内精製のものと輸入ものとを五分々々にするという考えは、しからばどこから出たかということですが、これは現在の日本全体
従って前の半期で輸入ものを、たくさん販売量がふえたために輸入量を増加せざるを得なくなったという場合には、次の半年間で国内精製のものをそれだけ補充して、一年間を通じて見ますと、輸入分と国内精製分とは五分五分になるように押しつけていこうという、こういう構想でございますが、その根本になります国内精製のものと輸入ものとを五分々々にするという考えは、しからばどこから出たかということですが、これは現在の日本全体
五分々々になっておるわけですが、もし将来重油の国内精製分が非常にふえまして、その比率が改善されましたならば、当然この制度につきましても、同じような角度で改善をされるべきものだと考えます。それから次の出発の時期、あるいは期の区切り方につきましては、水産庁とよく相談をいたしまして、できるだけ扱い上の無理のないようにきめていきたいと考えておりますから、御了承をお願いしたいと思います。
大体大よそのめどはついて参ったわけでございますが、ただいまのところ国内精製分と外国輸入の分とをフィフティ・フィフティに配給をいたすというような点、それから実績を尊重するという意味で、従来の全漁連の使用しました実績を基礎にいたすわけでございますが、同時に今後も半年ごとに、その半期で使用いたします国内産A重油を一定のワクに押えまする場合、それを上回って使用をいたしまする場合は次の半期で調節をいたす、そして
まあこういうふうなものの組み合せによりまして、全体としての全漁連の配給の原価を、国内精製及び製品輸入を半々と見た原価に落ちつけていく、こういうことについて国内精製分の、国内精製工場からの全漁連に対する供給ということについて、通産省において御指導を願う、こういうことに話し合いが一致いたしておるのでございます。
従ってなるべく国内精製分の多いような精製業者あるいは元売り業者から買うというような考慮をしていただく必要があるかと思うのであります。そうすれば精製業者あるいは元売り業者に損失を与えないで、しかも安、い価格で買えるようになってくると思うのであります。いずれにしろ一応全漁連の贈入価格をなるべく低位に安定させるという方向に私としては努力をいたしたいというふうに考えます。